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登山に行って死にそうになったら、考え方が少し変わった話。

こんにちは。ナーぺブログにお越しいただき、ありがとうございます。

4年ほど前、職場で登山部なるものがあり、関東周辺の山に登山に行く機会がありました。

そこで、一度死にかけた事があります。

と言っても、人によっては、大したことないことかもしれません。上級者コースだと、もっと死にそうな厳しいところもあると思います。

でも、自分の中では、死ぬレベルでしたw

私の中では、あそこが一つの分岐点だったのではないかと思ったので、ブログに記録します。

その前に、それまでの、20代の自分について書いていきます。

20代の頃の自分

20代の頃の私は、こうであるべき!という固定観念が強く、それ通りにできなくて、すごく生きづらかったです。

今でこそ適当人間ですが、変に完璧主義なところがあって、人と比べてできないことだったり、劣っていたりすると、本当に自分はダメで情けない奴だなと自分で自分を攻撃していました。

今思うと、ドのつくドM…w

仕事でも恋愛でも全然うまくいかなくて、すぐにショボくれる。

でも、自分の意見は全く聞かない。苦しいと悲鳴を上げていても、自分の本当の声を聞いてあげられませんでした。

全然、自分を大事にしてあげられていませんでした。

だけど、自分は人より価値のある人間だとは、思っていたのです。不思議な…w

20代って、若くて、それだけでモテて、自由で、なんでもできて、失敗してもやり直しが効く。そんなイメージですけど、実際のところ、私は、違いました

全然、幸せじゃなかったです。毎日、不安で絶望して、泣いていました。

今思うと、なんであんなに不安だったのかわからない…。

でも、それは、なんでかっていうと、自分自身を信じて大事にできていなかったかたらです。

谷川岳登山に行ったら死にそうになった話。

職場の登山部では、関東周辺の山々の、尾瀬、上高地、八ヶ岳、谷川岳など登山に行きました。

最初は、緩めのハイキングコース。

インドアですが、田舎育ちのため、自然が好きな自分は、ハイキング程度なら行ってみたいと参加をはじめました。

だんだんと慣れてきて、本格的な登山になってきた頃、谷川岳に挑戦!

そこで、マージーで、死にそうになった…!!

というか、登山にはレベルがあるはずなのですが、初心者の緩山登山から上級者向けの本気登山と。

でも、谷川岳のレベルとか、どんなものか、誰も何も教えてくれなかった…!!いや、自分でも何も調べなかったのですがw

谷川岳は、ロープウェイで行く道とそうでない道(下から登っていく道)と、たぶん、何本か道があると思うのですが、ロープウェイでない道で登りました。

でも、最初はいいんです。天気もいいし、木々も青々としていて綺麗で。途中、雪が残ってる〜なんて言いながら景色を見て。空気もいい。

単純に気持ちがいいんです。

でも、だんだん登っていくと、途中から木も無くなるし、ほぼ、断崖絶壁のようなところになりました。

え?これ、登山道なの?道なくない??って感じでした。

怖過ぎて、二足歩行で普通に登れず、手と足4本で、這うように登っていきました。

今でこそ笑い話ですが、職場の子と、今地震がきたら、落っこちて絶対死ぬって言いながら登ったのを今でも忘れられません。

しかもさ、行ったら最後、途中で引き返す道ないんだわ…。

抜け道とか、近道とかないんです。

先の道は断崖絶壁だし、引き返すにも、振り返って下を見ると、落っこちそうだし、同じ道なんてもう通りたくない。泣きたくなります。

だから、前に進むしかありませんでした。

と言っても、前の道を見上げても、崖なんですけど…。

あ、今日来るんじゃなかった…マジで死んだな…と思いました。

そこで初めて、死んで後悔しないかな?自分の人生どうだったろう?なんて考えました。

悔い…あったと思う。

仕事に恋愛…

会いたい人に会っとばよかった。

もっと楽しく生きられなかったのかな?

とりあえず、生きて帰れたら、会えてない人に連絡しよう。素直になれない自分に素直になろう。そんなことを思いながら、前に進んでいました。

途中、本当に泣きそうになったw

そして、崖を登って登って、無事に登り切って、頂上に到着して、少しの感動を味わったのも束の間。

遅めの昼食をとって、今度は、帰りの心配。

恐怖と頂上の寒さと疲れで身体は、グッタリでした。

でも、帰りは、ロープウェイで下山するとのことで、ロープウェイの時間が迫っているからと、急いでロープウェイのところまで下山。(思ったよりも、頂上までの登山で時間がかかってしまっていました。)

それでも、遠くの方では、雷も鳴ってきているし、本気で死ぬ…と思っていましたw(実は、雷大嫌い)

そんなこんなですが、なんとか、無事、怪我もなく、雷に打たれることもなく、ロープウェイまでたどり着き、下山。

生きて帰ってこれました。

そして今があります。

登山後の変化

谷川岳登山後、すぐに、会いたい人に、片っ端から連絡しました。

今度、遊ぼうと言って会えていなかった先輩、素直になれなくて自分の気持ちを伝えられてなかった好きな人とか。

自分の気持ちを伝えるのに、勇気のいることもあったけど、単純に、生きているっていう実感もありました。

そして、30代を前にして、自分の中で、ある覚悟を決めました。

それまでが、すごく生きづらくて、苦しかったから、

30代は生きやすく生きよう!!

そこから、どうしたら生きやすくなれるのか自己啓発系の気になる本を読みまくりました。

そこで、共通していることは、自分に素直であること。

他人がどうとか、世間体がどうとかでなく、自分の気持ちがどうかだったのです。

20代の自分は、自分の気持ちを、すごく押さえ込んでいた気がします。社会、世間体に合わせて、自分の気持ちにフタをしていました。

でも、一番大事なのは自分の気持ちだったのです。

他人の気持ちは、その人じゃないとわからなし、その人にしか、変えられない。

自分の気持ちも見失うとわからなくなる時がある。でも、自分の気持ちを一番わかってあげられるのは、自分。

この世界に生まれた時から、私のそばに常に一緒にいたのは、友達でも彼氏でもなく、私ですから。

そこまで気づかせてくれたのが、谷川岳登山でした。

まとめ

つまり、何が言いたいのかというと。

これからも、自分を大事にしよう。

自分が喜ぶこと、自分が幸せであることを、最大限におこなっていきたいです。

そして、自分が幸せでないと、周りも幸せにできないともおもっています。

だから、そのために、ブログもはじめたし、本業もがんばろう!!

そして、また、ひとつ、覚悟を決めます。

私は、私を絶対に幸せにします!!

なんて、今も不幸では無いし、幸せなんですけどw

自分を守れるのも幸せにできるのも自分です。

なんか、プロポーズしてるみたいだね。

 

最後まで、読んでいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
ナーぺ
管理栄養士。日々の生活を発信中。調理記録やレシピ紹介、仕事のことなど、生活の中で気づいたことを発信しています。
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