レシピ

素朴な味が美味しい『切り干し大根の煮物』

こんにちは。ナーペブログにお越しいただき、ありがとうございます。

今日は、『切り干し大根の煮物』の紹介です。

切り干し大根は、日本の伝統的な保存食のひとつです。天日で干すことにより、栄養素や旨味が凝縮され、カルシウムや鉄分、ビタミンB群などの含有量が増え、食物繊維も豊富になります。

切り干し大根を水で戻したりするのが、少し手間と思うかもしれませんが、作ってみると、意外と簡単にできます。お弁当にも使えますのでおすすめです。

切り干し大根の煮物

材料

材料

切り干し大根    40g

にんじん      1/3本

干し椎茸      2個分

さつま揚げ     3枚(1個25gくらいのもの)

椎茸の戻し汁    適量

砂糖        大さじ2

醤油        大さじ2

みりん       大さじ1

酒         大さじ1

作り方

① 切り干し大根は、軽く水で揉み洗いして、水につけて戻していく。10分~15分ほどたったら、水から上げて絞って、3~4センチ幅でザクザクと切っておく。

② 干ししいたけも水で戻して千切りにする。戻し汁は取っておく。

③ にんじんは千切りにする。さつま揚げもスライスして切っておく。

④ 鍋に、切り干し大根、にんじん、戻した干し椎茸を入れ、椎茸の戻し汁と水を、具がひたひたに浸かるくらいに加え、蓋をして火にかけていく。

⑤ 時々混ぜながら、ひと煮立ちしたら、さつま揚げを加え、煮ていく。

⑥ 調味料を加え、時々混ぜながら、中火~弱火にして、煮詰めていく。

⑦ 味を調整し、汁けがなくなるまで煮えたら、完成!!

まとめと美味しさの

今日は、切り干し大根の煮物について紹介しました。

今回は、ただ煮ただけなのですが、『切り干し大根の炒め煮』もありますよね。

最初に炒めてから煮るといったものなのですが、私自身、なぜ炒めてから煮るのか知らなかったので、調べてみました。

『切り干し大根の炒め煮』の炒めてから煮る理由

・炒めることで火が通るので、その後の煮る時間を減らせる

水で戻した切り干しに含まれている余分な水分を飛ばして、煮たときの味を染み込みやすくする

・炒めることで、野菜の表面が油で包まれるので、野菜のうまみ成分が逃げ出しにくくなる

・野菜に油の風味とコクが加わる

といったように、いくつか理由があるようです。

実際に炒めてから煮たものと、そのまま煮たものと食べ比べてみたことはありませんが、こういったひと手間で、お料理の味が変わるのかもしれませんね。

また、切り干し大根の水からの戻し方ですが、先輩調理師さんに教えてもらった戻し方は、水で戻している時に、完全に戻し切らずに、調理に入るほうが良いそうです。

というのも、完全に戻してしまうと大根のうま味が出ていってしまうんだとか。煮ながら、切り干しを戻しつつ、大根のうま味も出して、煮含めていく。

これを教えてもらうまでは、結構、水に浸しておくことが多かったのですが、確かに、こうすることで、切り干し大根のうま味がぐっと出そうだなと思って、それからは、少し戻ったら、サッと水から上げるようにしました。

それぞれの食材の持ち味があるので、どうすることで美味しさが倍増するのか、色々と秘訣があるようですね。

何度か作ってみてから気づくことも多いです。

私は、仕事中になんとなく先輩方に教えていただくこともあります。

ありがたいことですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

ABOUT ME
ナーぺ
管理栄養士。日々の生活を発信中。調理記録やレシピ紹介、仕事のことなど、生活の中で気づいたことを発信しています。
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